コンセプト
良質な脂が甘くて香ばしく、柔らかい肉質が特徴
その秘密は、餌と環境にあり。
豚舎は専用の畜産団地にあり、穏やかで緑豊かな山々に囲まれている場所です。
1箇所あたりの肥育頭数を減らし、清掃と消毒を行い、夏場には換気やシャワーミストで豚の体温上昇をコントロールする等、ストレスを与えない環境で育てています。
「おだがきさん家の八鹿豚」の2023年現在は、母豚90頭で育成豚1,000頭を肥育しています。母豚が生んだ育成豚を6~7ヶ月育て、115キロ~120キロで出荷します。
品種は、全国的に有名なランドレース種・大ヨークシャー種、デュロック種を掛け合わせた三元交雑種です。
飼料には、ビタミン・ミネラルを含有する食物繊維(リンゴジュース粕・バナナ粉末・イナゴ豆・ニンジン粉末)など、抗菌性物質を使用していない天然由来の原料で作られたサプリメントを配合飼料に混ぜ与える事で、仔豚の腸内環境が整い、良質な豚が育ちます。
更に地域連携を考え地元のケーキ店、カタシマ㈱のケーキクラム(スポンジケーキの端材)なども与えています。
飲み水は、山の水を汲み上げ、おいしい天然水を豚に与えています。

最後の1軒となった八鹿豚の畜産農家「小田垣家」

私たち家族は兵庫県養父市の緑豊かな山々に囲まれた山地で『おだがきさん家の八鹿豚』を生産しております。昔は、私たち以外にも八鹿豚を育てている農家さんもいましたが、後継者やさまざまな問題で最後の一軒となってしまいました。
我が家は、祖父母の代から三代続く養豚農家です。
まだまだ小さい規模の養豚農家ですが、肉質・飼育環境の改善や地元地域との更なる連携など、6次産業化の課題に向け、現状に満足することなく、チャレンジ精神を持って地元で頑張りたいと思っています。
これから事業拡大を行う上で何度も試練が襲いかかる事でしょう。祖父母や、両親が今日まで数々の試練を乗り越え我が家の経営を守り続けてきたように、私は弟と共に『おだがきさん家の八鹿豚』をもっと魅力ある商品に作り上げるよう努力していきたいと考えています。
決して平坦ではない道のりですが、これからも挑戦し続け、地元で、また全国で応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、次世代に繋げていける様、頑張り続けたいと思います。
海外でどの様な餌を与えられ、どの様な環境の中で育ったのか分からない豚肉に負けない、安心・安全な最高の豚肉がこれからも供給し続けられるよう皆様のご支援をよろしくお願いいたします。